「薪」と「焚き木」は違います。
「焚き木」は森林等から枯れ枝などを拾い集めた木切れ、又は山や庭の手入れをした際に出る剪定枝を集めて軒下や倉庫で乾燥させた枝木。
「薪」は、木の幹(丸太となる部分)を伐採し、必要な長さ・太さに薪割りして、2年以上乾燥させた、長時間燃やせる燃料。 と私は認識しています。
「薪を2年以上乾燥させる」ことは、寒さ厳しい山間部の田舎や北欧では常識、でなければ越冬困難となる死活問題、そのような場面で使うのが本来の「薪」になります。
薪ストーブには太く長い薪を熾火の状態で空気流入を絞ることで長時間、暖かさが持続します。 焚き火は小割にして、ピザは熾火を作り高温でサッと、焼肉や焼き魚には炭火でじっくりと、薪風呂は細割りの薪で一気に湯沸しなど、良い薪は大きさと燃焼加減により、どうにでも使うことが出来ます。
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