薪ストーブの種類や機能によって違いはありますが、基本的な参考にしてください。
ここで説明する薪ストーブは、バーモンドキャスティング製「アンコール」
ダンパーが開いていることを確認してください。(二次燃焼機能つき薪ストーブの場合)
着火剤を使い、小さめの木くずや小枝の順に焚べてゆきます。
☆ポイント:必ず乾燥している焚きつけを使用。 ☆ポイント:焚きつけに火が移り火力が上がるタイミングで次を焚べる。
火に勢いがつき温度計が50℃以上になるか、勢い良く火が燃える音「ゴーー」がする頃、中程度の薪を2、3本足してストーブの扉を閉めます。 この時、空気量調整レバーは全開に。
薪が熾火(薪が炭になって赤い固まりがゴロゴロしている状態)になるまで温度計を見ながらじっくりと待ちます。ストーブ内温度が250℃を超えたあたりからは、勢いよく薪から薪に燃え移る状態になります。
250℃を超えダンパーを閉めると火の勢いが弱まって、ゆらゆらした火に変わりました。薪の導管からガスが噴き出しそれに火が引火して青白い炎に変化していきます。ここから安定燃焼に入ります。
☆ポイント:薪ストーブは木を燃やすのでなく、噴き出したガスが燃えるが正しい。
薪ストーブにより、安定燃焼温度が違いますので、ご確認ください。
薪ストーブ温度が250℃を下回ると触媒の効果が弱くなり、燃焼効率が低下するため薪を追加していきます。
熾火はできているので、薪を入れ過ぎないように。各家庭の大きな薪を二本ずつ入れるのが一般的です。
☆理想:薪ストーブは生活の一部であり、薪ストーブ中心に生活が廻っている。つまり「常に薪ストーブの状態を気にかけながら、家事や団欒を楽しむ」ということになるでしょう。
あっ!薪ストーブの温度が上がってきました。空気調整レバーを 1/3ほど絞ってください。そうして適正温度の範囲に調整します。
温度上昇が続いているようなら空気調整レバーをもう少し絞って 適正温度の範囲に調整します。 今が薪ストーブのベストの状態です。
しばらくすると薪ストーブ内の温度が下がってきます。 薪の燃焼ガスが燃え尽きて温度が下がってきた状態です。ダンパーを開いて 薪ストーブの底で、スカスカになり燃え尽きた薪を広げて2本ほど薪を追加します。
温度が200℃くらいに下がっても、細めの薪を追加すれば、すぐに火力は戻ります。250℃を少し下回ったぐらいなら、太めの薪を追加してください。
そうしているうちに、家の中は、何とも言えない暖かさに包まれているはずですよ。
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